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黄美香

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特徴

「黄美香(きみか)」は外皮に網目(ネット)が入った、ネット系メロンです。果実は果重1.3~1.5kgでほぼ球形になり、果皮は明黄色で表面にはアールス系ほど高くはありませんが綺麗なネットが蜜に入るのが特徴です。果皮は黄色いのに対し果肉は黄緑色で厚みがある青肉系です。果皮の色は黄色く「黄金メロン」とも呼ばれ、他のネットメロンと並んでいるとひと際目を引く外見をしています。市場に出回る数が少なく希少品種でもあり、状態が良い物はやや高値で取引されてます。着果後55日前後で熟期となります。

旬の時期

「黄美香」の収穫時期は品種メーカーのサイトによると、暖地では5月下旬ごろから始まり7月上旬頃まで、冷涼地では7月下旬ごろに始まり9月中旬頃までとなっています。青森県や北海道では8月上旬から下旬にかけてが最盛期となるようです。

糖度16度以上になり甘いながらすっきりとした味わいのメロンとなっています。

歴史

「黄美香」は「ルピアレッド」や「エリザベス」などのメーカーとして知られるヴィルモランみかど(株)(旧 みかど協和(株))が開発し種を販売している果皮が明るい黄色のネット系緑肉メロンです。

産地

「黄美香」の主な産地は北海道や青森県、茨城県などです。しかしながら詳細な栽培面積や出荷量は分かりません。北海道のふらのメロンや、青森県の黒石市などでは「黄美香」の産地化が進められています。

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