果物手帖
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玉文

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特徴

「玉文(ぎょくぶん)マンゴー」は、台湾のオリジナルマンゴーで、日本国内での栽培量が少なく非常に入手困難な超希少種のマンゴーです。玉文マンゴーは品種改良により30種類以上もの種類が存在しています。果実の重量は500g~2kgあり、長さは15㎝以上にもなる大玉サイズです。果皮はきれいな赤色で皮は薄く実は細長く、中には果実がぎっしりと詰まっています。果汁たっぷりでマンゴーのてっぺんから蜜が染み出すこともあります。

旬の時期

7月中旬から9月上旬です。

酸味はアップルマンゴーとほぼ同じくらい少なく、糖度が20度~24度もあり非常に甘いマンゴーです。他のマンゴーと比べて一番繊維質が少ないため、とろけるような舌触りと濃厚な味わいが特徴です。

歴史

1995年に台南市玉井区の果実農家の郭文忠さんが金煌マンゴーを母、愛文マンゴーを父として交配させて作り出された台湾のオリジナルマンゴーです。玉文は1から19号まで19の品種が作られましたが、中でも「玉文6号」は特に品質が優れ、消費者からの絶大な支持を受けているの最も美味しい玉文の品種としてその名が知られています。この6号ができた時に、「玉文」という名前がついたようです。「玉」は玉井地区の玉、「文」は郭さんの名前の一文字をとったものです。

産地

現在は沖縄、宮崎など一部の農家が栽培しており、果実の出荷量は少なく、幻中の幻と言われています。

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