果物手帖
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インドマンゴー

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特徴

  • 「インドマンゴー」は、日本ではメキシコ産、台湾産、タイ産のマンゴーの輸入が主流となっているため、あまり見かけませんが、実は、世界ではマンゴーの生産量第一位がインドとなっています。年間収穫量は1000万トン以上にもなり、世界の4~5割をインド産マンゴーが占めているほどの量なのです。日本で食べられることのできる品種は、ケサール種、アルフォンソ種、チョウサ種、バンガンパリ種、マリカ種、ラングラ種の6品種です。
  • ●ケサールマンゴー: ケサールマンゴーは250~350gで、フィリピン産のカラバオマンゴーに似た縦長の形をしていますが、カラバオ種よりも少し大きく、そしてふっくらと丸みがあります。果皮の色は若いものはまだ少し黄緑色が残っていますが、熟すと全体に黄色くなり、中の果肉はアーウィン種のような濃い橙色です。
  • ●アルフォンソマンゴー:インドマンゴーの中で王様と言われている品種です。果重は250g 前後で、値段も最高峰だけあり1kgあたり400円ほどします。
  • ●チョウサマンゴー:不明
  • ●バンガンパリ種:不明
  • ●マリカ種:不明
  • ●ラングラ種:不明

旬の時期

  • ●ケサールマンゴー:月から5月にかけて収穫出荷されるようです。日本へは4月中旬頃から6月にかけて輸入されるようです。旬は5月から6月中旬頃となります。
  • ●アルフォンソマンゴー:5~6月に収穫期を迎え、日本へは8月頃から出回るようになります。
  • ●チョウサマンゴー:不明
  • ●バンガンパリ種:4~6月頃に収穫されます。
  • ●マリカ種:6~8月頃に収穫されます。
  • ●ラングラ種:6~8月頃に収穫されます。

  • ●ケサールマンゴー: マンゴーらしい香りが強く、肉質は柔らかく甘味酸味のバランスがとれた濃厚な味わいです。
  • ●アルフォンソマンゴー:クリーミーで濃厚な味わいで甘く特有の香りを持っています。
  • ●チョウサマンゴー:不明
  • ●バンガンパリ種:不明
  • ●マリカ種:糖度は22~23度と高く濃厚な甘さです。また、ヘタに近い白っぽい部分には柑橘のようなやや強めの酸味があり、この酸味が甘味を引き立てていています。
  • ●ラングラ種:不明

歴史

  • インドはマンゴーの原産地とされ、生産量も世界一を誇る一大産地なのですが、ミバエ等防疫上の問題で以前は輸入されていませんでした。 2006年6月にようやくインドからの輸入が解禁され、このケサール種をはじめ、アルフォンソ種、チョウサ種、バンガンパリ種、マリカ種、ラングラ種の6品種が国内で食べられるようになりました。
  • ●ケサールマンゴー:インドのグジャラート州ジュナーガド県で発見されたとされ、1934年頃、ジュナガド・ナワブ・バビ・マハバット・カンジIII(Junagadh Nawab Babi Mahabat Khanji-III)がこのマンゴーの味を気に入ってインドでサフランを意味する”Kesar”と命名したとされています。

産地

  • ●ケサールマンゴー:ケサール種マンゴーはインドからの輸入品種で、主にグジャラート州で栽培されています。”GIR Kesar”はジューナーガドとAmreli地区の特定の地域で栽培され、2011年に地理的表示(GI)が登録されています。
  • ●アルフォンソマンゴー:不明
  • ●チョウサマンゴー:インド北部ウッタラーカンド州(Uttarakhand)で栽培されています。
  • ●バンガンパリ種:不明
  • ●マリカ種:不明
  • ●ラングラ種:不明
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