果物手帖
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紅さやか

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特徴

果実は丸みのあるハート形をしていて重さは5~7gとやや大きめです。紅さやかは果皮が濃くなるだけでなく、果肉まで赤く染まるのも特徴です。出始めの頃は果皮が紅色で、収穫の後期になると濃く色づき黒っぽくなってきます。この濃い色は紅さやかの特徴で、色の濃いものは糖度が高い傾向にあります。

旬の時期

紅さやかの収穫は産地やその年の気候などによって多少ずれはありますが、おおむね6月上旬から下旬にかけて行われています。食べ頃の旬は6月ということになります。

糖度は15度前後と甘く、酸味とのバランスも良好です。「佐藤錦」より酸味は強いが適度な甘みがありバランスが良いなどと紹介されています。

歴史

紅さやかは1979年に山形県立園芸試験場において「佐藤錦」に「セネカ」を交配し、その実生の中から選抜育成された早生種のサクランボで、1990年に登録出願、翌1991年に品種登録されています。出願時の名称は「山園277」だったそうです。

産地

山形県:124ha(90.81%)
青森県:5.9ha(4.34%)
秋田県:3.1ha(2.28%)
福島県:2.5ha(1.84%)
新潟県:1ha(0.74%)

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