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果物手帖
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尾花沢スイカ

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特徴

「尾花沢すいか(おばなざわすいか)」は、山形県尾花沢市とその周辺で生産され、山形県内で生産されているすいかのほとんどは「尾花沢すいか」です。4kg以上の大玉すいかで、見た目は緑と黒の縞模様、球形の通常のスイカです。尾花沢は、山々に囲まれた盆地形状の地形で、日中暑く夜涼しい寒暖差が大きい気候の地域です。この寒暖の差が、シャリシャリとした肉厚の食感があって、甘みの強いすいかを育んでいます。

旬の時期

7から8月となっています。

尾花沢すいかは糖度が12度〜13度あり、非常に甘みがあり、シャリ感もあるスイカです。

歴史

北村⼭でのすいか栽培は、尾花沢市の開拓農家が昭和28年ごろから仙台市場に向けて栽培したのが始まりと言われている。 農家が、県や農協と⼀緒に技術開発に努めた結果、食味の良いすいかが評判になり、 栽培が広まっていったが、果樹栽培に適した気候であるものの、豪雪のため果樹が普及していないことも要因の⼀つであった。昭和60年代ごろまでは、地域ごとに「花笠すいか」「べにばな西瓜」などのブランドで販売されていたが、現在は「尾花沢すいか」のブランド名で統⼀し、全国に出荷しています。

産地

「尾花沢すいか」は、尾花沢市とその周辺で生産されています。JAみちのく村山では、東部選果施設(尾花沢市)と、西部選果施設(大石田町)の2ヵ所から尾花沢すいかを出荷しています。

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