特徴
「ほお晴れ(ほおばれ)」は、丸種株式会社が改良して作ったスイカの品種です。晴れ渡った空をイメージできそうな名前の由来は、食べる時に「頬を張る」にかけて名付けられたそうです。「ほお晴れ」は、オーソドックスな緑に黒色の縦模様が入った見た目ですが、やや長細い形をしています。重さは6~7kgほどになる大玉スイカです。「ほお晴れ」は種がない、種なしすいかの1種です。種がない品種のスイカにも、白い種(シイナ)が形成されることが多いですが、「ほお晴れ」にはシイナの形成が少なく、形成されていても特に小さいため、スイカを口いっぱい頬張って食べられます。実がよく引き締まり、噛むとシャリシャリとした歯ごたえも一緒に楽しむことができます。
旬の時期
6月下旬から7月下旬となっています。
味
糖度は13度~14度と高糖度で、歯ざわりの良いシャリ感、ジューシーな肉質で、とても食味の良い品種となっています。
歴史
歴史についての詳細な情報はありませんでした。
産地
特定の産地の記載はないのですが、山形県、千葉県、高知県、鳥取県、熊本県等、スイカの名産地と呼べる地域で幅広く栽培されているようです。