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金色羅皇

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特徴

「金色羅王(こんじきらおう)」は、その名の通り果肉が金色のように黄色く、群を抜く糖度の高さを誇り、重さは8~9kgとビッグサイズです。大人1人が1.5kg程食べるとすると、約6人分の重量感です。まさにスイカの頂点に君臨する王様のような存在のスイカです。果形は背が高い高球形で、果皮色は農緑色の地に暗緑色の縦縞が入り、外見だけでは黄肉とはわかりません。「金色羅皇」は、奈良県のナント種苗株式会社が開発したスイカで、メーカーによると『何より美味しさ・甘さを重要視して開発したスイカの品種』とのことです。このスイカはとにかく甘いスイカとして既に市場での評価も高く、より広く認知を広げるため、ナント種苗が本種の栽培者向けに、収穫したスイカの糖度を競う「金色羅皇グランプリ」が2022年5月1日~8月31日の間行われています。

旬の時期

「金色羅皇」の栽培サイクルはナント種苗のカタログで紹介されています。それによると熊本県の連棟ハウス栽培物が5~6月にかけてと10~12月にかけて収穫期となる以外はおおむね6月から8月にかけて が収穫時期となります。

肉質は緻密でやや硬く、食感が優れ果肉崩れしにくく棚持ちがいいのも特徴です。
また大変高糖度になりやすく、一般的に12度前後あれば甘いと言われますが、本種は15度以上になることも少なくないようです。

歴史

「金色羅皇」は、奈良県のナント種苗株式会社が8年の歳月を掛けて開発し2021年から販売を始めた黄肉種のスイカです。2020年に種苗法に基づく登録出願がされています。

旬の時期

スイカの産地についての詳細な情報は不明ですが、熊本県が多く、その他山形県や福井県、長野県、千葉県等でも栽培されているようです。

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