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マクワウリ

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特徴

「マクワウリ」はウリ科キュウリ属の一年草です。学名ではCucumis melo var. makuwaといいます。果実は米俵のような円柱形で、通常のメロンよりも果肉が硬く、洋ナシのような食感です。重さは300g~1kg程度。マクワウリは、古くから栽培されていたので地方種が各地に存在しています。外皮は黄色や白色、緑色で、いろいろな形の溝や斑紋があります。「瓜の皮は大名にむかせよ、柿の皮は乞食にむかせよ」という言葉があるように、ウリの皮近くはおいしくないので厚くむくほうがよいという意味です。種も食べられるので、甘いワタの部分を絡めて食べると美味しいそうです。

旬の時期

マクワ瓜はメロンなどと同じ夏が旬の果物です。6月頃から出始めますが、出荷のピークは7月に入ってから。そしてお盆の時期にまたピークになります。

マクワウリはメロンほど甘くありませんが、熟しきっていないメロンとキュウリの間のように感じられます。美味しいマクワウリは甘みが強くて適度な水分を含んでいるそうです。

歴史

マクワ瓜は古くから日本で親しまれてきた食材の一つで、縄文時代の初期には既に食べられていたと言われています。ウリ科キュウリ属のツル性の植物の果実で、メロンの変種とされています。美濃国(現在の岐阜県南部)の真桑村(現在の本巣市)でよく作られていたため、その地名をとってマクワ瓜(真桑瓜)と呼ばれるようになったそうです。

産地

岐阜県、愛知県、滋賀県、静岡県等で栽培されています。

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