特徴

「愛紅（あいこう）マンゴー」は国内初のマンゴーの新品種で、近畿大学から誕生し「近大マンゴー」とも呼ばれています。国内で主に生産されている品種より一回り大きく、500～700gまで成長するとされています。外皮は赤色から紅色に色づき、見た目から濃厚な甘さが伝わってきます。形はオーソドックスなマンゴーの形をしており、ヘタ部分が大きく下部分がスマートになっています。有名フルーツ店にも並ぶ高級品として取引されています。

旬の時期

8~9月とされています。

味

味は濃厚、きめ細かくプリンのような滑らかな食感が特徴です。糖度は17度前後で酸味は少なめです。

歴史

「愛紅マンゴー」は近畿大学附属湯浅農場で開発された国内初のマンゴー育成品種で、近大マンゴーとも呼ばれています。30年以上のマンゴー研究の結晶ともいえます。台湾で栽培されている「金煌」(きんこう)と国内で主に栽培されているアーウィン種を交配させたもので、平成20年（2008年）に品種登録され、平成24年（2012年）から日本を代表する果物専門店である千疋屋総本店で販売されて話題となりました。平成30年（2018年）からは伊勢丹の首都圏店舗でも販売しています。

産地

近畿大学で作られています。