果物手帖
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会津みしらず柿

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特徴

身不知柿は「会津みしらず柿」とも呼ばれるように福島県会津美里町周辺で会津の歴史とともに古くから栽培されてきた渋柿の一種です。外見は富有柿と似ており、やや腰高で上から見ると丸く、横から見ると扁平なハート型です。渋柿なので、焼酎や炭酸ガスを使い渋抜きされたものが青果として出荷され、干し柿用はそのまま皮を剥いて干されます。

旬の時期

収穫時期は10月下旬から11月中旬位までで、主に産地で消費され、11月下旬頃までは関東へも出荷されています。

果肉はどちらかと言えば柔らかく、サクサクではなく少しねっとりとした食感で、舌触りはなめらかなです。甘さは熟し具合によって差がありますが、甘過ぎず程よい感じに口に広がります。

歴史

身不知(みしらず)という名称の由来には下記の3つの説があると言われていますが、どの説が正しいか、未だわかっていません。
1.枝が折れそうなほど沢山の実を付ける事から、身の程を知らない柿と言われたことから。
2.室町時代に足利将軍に献上したところ、「未だかかる美味な柿を見知らず。」と言われた事から。
3.この柿の美味しさに、身の程を知らず食べ過ぎてしまうという事から。

産地

主な産地は福島県会津美里町周辺で、政府がまとめた平成24年産の全国の栽培面積をみると、福島県が121.1haとなっている他、宮城県でも16.1ha、長崎県7haとなっています。

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