果物手帖
果物手帖

ペリカンマンゴー

ペリカンマンゴー
果物手帖

シェアしよう!

果物手帖

シェアしよう!

果物手帖

特徴

「ペリカンマンゴー」は、果実の色と形が「ペリカンのくちばし」に似ているところから名付けられています。最初は緑色ですが熟すとどんどん黄色く染まっていくため、ゴールデンマンゴーやイエローマンゴーという別名もあります。見た目がかなりユニークな形をしているので、一見した限りではマンゴーとは分からないほどです。
フィリピンなどではペリカンマンゴーのことを「カラバオマンゴー」とも呼びます。カラバオとは、フィリピンのタガログ語で「水牛」を意味する言葉です。その昔、水牛が繋がれている木になっていた果実を見た人が「これは何ですか?」と聞いたところ、農夫はマンゴーのことではなく水牛のことを聞かれたと勘違いして「カラバオ(水牛)」だと答えたことが由来です。
国産のマンゴーより安価に入手しやすく、日本では一年中購入することができます。

旬の時期

ペリカンマンゴーの旬は、主力産地であるルソン島が乾季となる3~5月頃です。日本では1年を通してペリカンマンゴーが購入できます。

ペリカンマンゴーはマンゴーの中でも繊維が少なく、滑らかで柔らかい口当たりが特徴です。甘みと酸味の両方が感じられ、バランスのよい味わいで、旬の時期に収穫されたペリカンマンゴーは、糖度が20度近くになるともいわれています。

歴史

ペリカンマンゴーは別名カラバオマンゴーとも呼ばれていますが、水牛が繋がれたマンゴーの木になる果実を指差して「これは何ですか?」と聞いた人に対して、勘違いした農夫がカラバオと答えたことが由来となっているそうです。

産地

ペリカンマンゴーの主な産地はフィリピンです。とくにルソン島で多く栽培されています。

果物手帖

シェアしよう!

果物手帖

関連記事