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タイマンゴー

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特徴

「タイマンゴー」は、古くからある地方種と世界各国から導入された品種や新たに交雑によって作り出された品種も含み、60種類以上の品種が栽培されています。現在日本へ輸入できるマンゴーはナムドクマイ種・ナンカンワン種・ピムセンダン種・ラッド種・マハチャノ種・キオウサウェイ種・チョークアナン種の計7種類となっています。

  • ●ナムドクマイ種:タイで最も多く生産されている品種で、マンゴーの中でも最も甘い品種の一つと言われています。旬の時期には糖度24度を記録したものもあり、果皮・果肉ともに黄色をしており、熟度が増すにつれ白みを帯びた黄色から濃い黄色へと変わります。肉厚の為、現地のレストランでは片身を蒲鉾(かまぼこ)のように切って提供されています。
  • ●マハチャノ種:独特な香りで、果皮は赤みを帯びた黄色をしております。品種名前の「マハチャノ」とはタイで「のこぎり」という意味だそうです。

旬の時期

  • ●ナムドクマイ種:2月下旬~5月上旬となっています。
  • ●マハチャノ種:3月~6月となっています。

●ナムドクマイ種:タイで最も多く生産されている品種で、マンゴーの中でも最も甘い品種の一つとも言われています。旬のものでは糖度24度を記録したものもあります。
●ナンカンワン種:食味は酸味が少なく、コクのある甘味で繊維質が少なく滑らかな食感が特徴です。
●マハチャノ種:旬の時期のマハチャノ種の平均糖度は15度前後で、独特な強い香りと酸味・甘みのバランスが取れたおいしいマンゴーです。

歴史

1987年に条件付で輸入が解禁となりましたが、当時は品質面において日本向けに輸出可能なマンゴーが極めて少ない状況でした。しかしながら、ここ数年の輸出用マンゴー農家の生産技術レベル向上はめざましく、品質においても十分日本向け輸出が可能となり、2005年を境に輸入量は増えました。
●ナムドクマイ種:袋掛けの技術、病気の管理など農家の努力が奏功し、2005年頃ナンドクマイ種が輸出の花形となりました。
●マハチャノ種:「サンセット種」と「ナンカンワン種」が農場で偶然にも交配し、誕生した果実を王国に献上したところ、マハチャノと命名されたことが始まりとされています。生食用だけでなく、近年はコンビニエンスストア等で加工用としての使用も増えております。2008年頃に輸入解禁となりました。

産地

タイ北部(チェンマイ、チェンライ)
タイ中部(サラブリ、ナコンラチャシマ、パクチョン)
タイ東部(チョンブリ、ラヨーン)
タイ南部(キリカン)となっています。

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