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果物手帖
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利平

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特徴

「利平栗」はふっくらと丸い形をしていて、果頂部に産毛が沢山見られます。また皮は光沢があり色が黒みを帯びた茶色で、深煎りのコーヒー豆のような色をしています。鬼皮がとても固く剥きにくいのですが、渋皮は比較的剥きやすい栗です。他の品種と比べると収穫量が少なく、栽培の難しさから希少性が高いこと、またその美味しさから「栗の王様」「幻の栗」などと呼ばれています。年々収穫量が減少しており、入手困難になりつつあるそうです。

旬の時期

利平栗の収穫は9月初旬辺りから始まり、11月初旬頃まで続きます。旬の時期は9月中旬から10月いっぱいとなります。

果肉は適度に粉質で食感が良く、甘味も強くとても美味しい栗で、「栗の王様」とも呼ばれています。香りもしっかりとあり、茹で栗、渋皮煮がとても美味しく仕上がります。

歴史

利平栗は日本を代表するクリの品種で、岐阜県山県郡大桑村(現山県市)の土田健吉氏が1940年に日本産の栗と天津甘栗に用いられる中国栗とを掛け合わせて生み出した品種です。名前は土田家の家号「利平治」から付けられたとされています。

産地

埼玉県:276.4ha(30%)
熊本県:240.8ha(26%)
東京県:135.0ha(14%)
茨城県:92.3ha(10%)
愛媛県:34.8ha(4%)

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