果物手帖
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横野柿

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特徴

「横野柿」は富有柿より一回り大きく、やや腰高でヘタの部分が少しくぼんでおり、縦に半分に切った断面が台形に近い形をしていて、全体的に独特の丸みがあります。果皮は比較的明るいオレンジ色で艶があり、果肉は緻密でしっかりとしています。渋抜き後は非常に甘さが強く、上品な風味が口いっぱいに広がります。

旬の時期

横野柿は晩生種で、収穫時期は11月中旬頃から12月中旬辺りまでとなっています。収穫後予措時間を経て出荷されるので、出回り始めるのは11月下旬頃からとなり、12月いっぱいまで出回ります。

横野柿は渋柿となっていますが、渋抜き後は非常に甘く、口に入れると柔らかくとろける感じでとても甘く、糖度は20度前後にもなります。

歴史

横野柿は江戸時代に山口県下関市安岡町横野の竹林に自生している所を発見された品種です。その原木は1931年に天然記念物として指定されていますが、後に枯れてしまいました。

産地

横野柿を栽培されているのは現在愛媛県と高知県で、平成22年の栽培面積は、愛媛県が43.9haで約97%を占め、高知県は1.4haとなっています。

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