果物手帖
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太秋柿

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特徴

「太秋柿(たいしゅうがき)」の果実の大きさは平均380g前後と大玉傾向にあり、500gを超えるものもあります。太秋は条紋と呼ばれる黒い線が生じやすいのも特徴のひとつ。見た目はあまりよくありませんが、これは完熟して糖度が上がっていることの表れです。なお、太秋は熟しても橙色があまり濃くならず、完熟果であってもやや青みがかっていることがあります。梨を連想させるようなサクサクとした心地よい歯ごたえと、みずみずしい味わいを堪能できる品種です。柿の概念を覆すほど、これまでの柿とは違う魅力を持っているので、柿が苦手な人でも楽しめます。

旬の時期

太秋柿は10月上旬ごろより収穫がはじまり11月中ごろまで収穫されます。旬の時期は10月中旬から11月中旬頃までです。

果肉が梨のようにさくさくとして軟らかく、果汁が大変多いのが特徴です。種は少なく、入っていても2~3個ほどです。糖度も高く、17~18度程にもなります。

歴史

太秋柿は「富有柿」をベースに、「次郎」と「興津15号」を掛け合わせて出来た品種を掛け合わせて生まれた完全甘柿品種です。1994年に品種登録されています。

産地

熊本県:128ha(39.38%)
福岡県:53.4ha(16.48%)
東京都:18ha(5.56%)
愛媛県:17.2ha(5.31%)
岡山県:15ha(4.63%)

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