特徴
「台湾産完熟パイン」は台湾で作られているパイナップルで、樹になった状態である程度完熟させるため、とても甘い仕上がりになっています。従来パイナップルといえばフィリピン産多くを占めていましたが、最近ではスーパーでも台湾産の文字を見るようになってきました。主に「台農17号」という品種が使われていて、輸入代理店や販売会社などが「金鑚パイン」や「はちみつパイン」「キャラメルパイン」「金華パイン」などブランド名を付けて販売しています。果実は黄金色に輝き、芯まで甘く食べられます。見た目はボコボコとしており、果皮はオレンジがかった色をしています。繊維質が少なく、パイン独特のヒリヒリ感がありません。
旬の時期
台湾産の物は3月下旬頃から出回り始め夏の間まで続きますが、5月~6月にかけてが入荷のピークとなっています。特に6月は台湾産の完熟パインが手に入りやすくなる時期です。
味
このパイナップルはは酸味が少なく、甘さが強く感じられます。一般的なパイナップルの場合、真ん中の芯の部分は固く甘味も少ないので通常切り取って捨てますが、この台湾産の完熟パインはこの芯の部分も柔らかく甘いです。
歴史
2020年にはマンゴーパインとも呼ばれる新品種「台農23号」も登場しています。
産地
台湾が産地となっています。