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ジュリオスター

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特徴

「ジュリオスター」の果実は平均果重1,200gほどの大玉サイズです。既存品種の「N67-10」と同じくらい大玉で、 成熟した時の果皮色が鮮やかな橙色になるのが特徴です。品種名は7月に成熟することから、スペイン語の7月(Julio)と英語の星(Star)を組み合わせて成熟期を表現したそうです。一般的なパイナップルは完熟すると日持ちが4~5日ほどですが、ジュリオスターは7~9日ほどとなり他の品種に比べ完熟してからの日持ちが良いです。生産量はまだ少なく、石垣島の人でも食べたことがない人もいるほど希少パインです。

旬の時期

5月上旬~7月下旬に成熟する早生品種のパイナップルです。

果肉の糖度は16度ほどに対し酸度は0.6度程度と少なく甘味が強く感じられ、果汁も多く食味良好となっています。

歴史

ジュリオスターは1989年に沖縄農業研究センター名護支所果樹班が「N67-10」に「クリームパイン」を交配し、得られた実生から選抜育成しました。2006年頃から系統名「パインアップル沖縄10号」として石垣島、西表島、沖縄本島北部で栽培が始められ、交配から実に20年間をかけ2009年に種苗法に基づき登録出願、同年に品種登録されました。また、その翌年2010年には「パインアップル農林7号」として農林認定され、出荷が始まりました。ジュリオスターという品種名は7月に成熟することから、『スペイン語の7月(Julio)と英語の星(star)を組み合わせたもので成熟期を表現した』とあります。

産地

ジュリオスターの栽培面積や収穫量が分かる資料が無く不明ですが、沖縄県の中でも栽培面積が少なく、珍しい品種だと思われます。

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