果物手帖
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ゴールド二十世紀

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特徴

「ゴールド二十世紀」は、二十世紀の改良種です。食味のよさや性質は二十世紀と変わらないのですが、黒斑病に対する抵抗性を持っています。果実は円形で果皮色は黄緑から黄色で、果肉は黄白色をしています。味重視型の品種のため、見た目はやや劣りますが一度食べると溢れんばかりのジューシーな果汁とほのかな香りにファンになってしまう人が多いそうです。

旬の時期

8月頃から10月頃までです。9月頃が出荷の最盛期です。

果肉は柔らかくとてもジューシーで、果肉はやや緻密で柔らかめの食感、程よい甘さと酸味のバランスがちょうど良く、とても食べやすい品種の梨です。

歴史

二十世紀には黒斑病に弱いという欠点があり、長い間、栽培には手間がかかっていました。そこで1981年に放射線育種場にて、ガンマ線照射による突然変異の誘発を実施。すると黒斑病抵抗性のある一枝が見つかりました。これを選抜、育成し誕生したのがゴールド二十世紀です。1991年に品種登録されました。

産地

鳥取:111.3ha(64%)
島根:15.0ha(9%)
京都:12.3ha(7%)
群馬:9.0ha(5%)
長野:6.5ha(4%)

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