果物手帖
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いばらキッス

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特徴

「いばらキッス」の果皮は光沢のある赤色で、果肉は淡赤色。サイズが大きく少し縦長の円錐形で、果皮はややかためです。茨城県ではかつてオリジナル品種として、「アンテール」(1994年)、「べにあたご」(1999年)、「ひたち姫」(2005年)を育成し、品種登録をしています。しかし、いずれも食味がよいものの、それぞれに弱点を抱え広く普及しませんでした。いばらキッスはこの点を踏まえて、早生性と収量性、そして優れた外観と食味を目指して開発されました。甘味と酸味のバランスに優れており、食味がとても濃厚なのが特徴です。食感はやや硬めですが、かじるとジュワッと溢れてくるほど果汁が豊富です。

旬の時期

主に1月上旬頃から4月頃が旬となります。

糖度が高くてほどよい酸味があり、濃厚な甘酸っぱさを楽しめます。また果汁も多く、みずみずしい食感です。

歴史

2010(平成22)年に茨城県でもオリジナル品種をという期待の中で生み出されたのが「いばらキッス」です。1997年に「レッドパール」と「章姫」を交配し、選抜育成された「ひたち1号」を父親として、2002年に「とちおとめ」を母親にした交配が行行われ、生まれた実生からまた選抜育成がすすめられ誕生しました。2010年に登録出願、2012年に品種登録されました。名称は公募により決められました。

産地

この品種は茨城県のオリジナル品種として誕生し、現在も茨城県しか生産されていないようです。現在JA北つくば、JA茨城旭村、JA水戸などを中心に栽培出荷されているとの事です。

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