果物手帖
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あすかルビー

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特徴

「あすかルビー」の果実の大きさは比較的大きく、球円錘形の整った形の物が多い傾向にあります。種のくぼみは浅いです。見た目のイチゴらしい艶のある美しさと、やや丸っこい可愛らしい容姿が特徴です。甘味と酸味のバランスに優れており、果汁がたっぷりでみずみずしく、果肉はちょうど良い食感です。奈良県外に出回ることはほとんどないので、お取り寄せを利用すると良いでしょう。

旬の時期

あすかルビーは12月頃から出荷され、5月頃まで出回ります。

果肉はやや固めでしっかりとしている割りにとても果汁は多く、甘味を引き立てる控えめな酸味によりとても美味しく感じられます。

歴史

「あすかルビー」のは1992年に奈良県農業試験場において「アスカウェイブ」に「女峰」を交配し、生まれた約3000の実生から選抜育成されたえりすぐりの品種で、1996年出願、2000年に品種登録されました。登録されている名称は全てカタカナで「アスカルビー」となっており、出願時の名称は「奈良7号」でした。あすかルビーという名前は、奈良県生まれなので「あすか」、そして光沢のある赤色が宝石の「ルビー」を思わせることが由来だそうです。奈良県のブランドイチゴとして販売されていますが、2011年(平成23年)に品種登録された「古都華(ことか)」の登場により生産量は減少しています。

産地

「あすかルビー」のは奈良県で生まれた品種ということで、奈良県が育成権を持っているので、主な産地は奈良県となっています。また熊本県などでも作られています。

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