果物手帖
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南水

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特徴

「南水」の果実は360g前後で、少し扁平な形をしています。果皮の色は赤梨らしい黄赤褐で、表面には密に果点がありますが、触った感じはそれほどざらついてはいません。非常に日持ちがよく、常温で1ヶ月、冷蔵すれば2、3ヶ月持ちます。酸味はほとんど感じられず、甘みが強いのが特徴で、包丁を入れると滴り落ちてくるほど果汁が豊富でジューシーです。真っ白な果肉はサクサクとした食感が心地よく、コク深い味わいが楽しめるのが南水の特徴です。

旬の時期

南水の収穫は長野県では9月下旬頃から10月上旬にかけてとなっており、食べ頃の旬もその時期となります。

南水は糖度が高くて甘みが強く、酸味が少ない梨です。果汁が豊富でジューシーな甘味を楽しめます。

歴史

「南水」は長野県で誕生した赤梨で、親は「越後」と「新水」です。品種登録されたのは1990年ですが、最初に交雑が行われたのは1973年。長野県農業試験場下伊那分場において選抜、育成の末に質のよさが認められました。南水の名前は当初、南信農業試験場の「南」と新水の「水」から付けられたそうです。また、新水や豊水と並ぶ梨になってほしいという期待も込められているとのこと。

産地

長野県:184ha(80.05%)
秋田県:10.1ha(4.4%)
福島県:7.1ha(3.09%)
新潟県:7.1ha(3.09%)
大分県:5ha(2.18%)

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