果物手帖
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愛宕梨

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特徴

「愛宕梨(あたごなし)」の最も大きな特徴はその大きさで、平均で1kgほどにもなり、赤ちゃんの頭と同じくらいです。大きいものだと2kgにもなるものもあるようです。貯蔵性が非常に高く、新高梨よりも優れ、翌春まで美味しいものが出回ります。家庭でも涼しいところに置いておけば一ヶ月近くはもちます。お正月に食べられる梨としても定番で、日本で1番大きい梨と言われるだけあって、食べ応え抜群です。お腹いっぱい梨が食べたい気持ちを満たしてくれるので、梨が好きな人への贈り物にもおすすめです。

旬の時期

収穫は11月の中旬頃から始まり12月中旬頃までとなっていますが、収穫してすぐは酸味が強く、追塾させてから出荷され市場に出回るのは12月上旬頃からとなります。また、非常に貯蔵性が高く、翌年の春まで美味しい状態のものが出回り続けます。食べ頃の旬の時期は12月中旬から翌年の2月くらいまでとなります。

肉質はやや粗めですが果汁が多くてやわらかく、ほどよい甘味もありシャリシャリとした食味のよい梨です。

歴史

かつては「二十世紀」と「今村秋」の交雑と考えられていましたが、遺伝子解析の結果、現在は「天の川」と「長十郎」の組み合わせであると推定されています。大正時代から昭和初期頃に誕生したようです。

産地

岡山:71.5ha(17%)
鳥取:48.4ha(11%)
島根:36.9ha(9%)
福島:35.2ha(8%)
茨城:33.1ha(8%)

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