果物手帖
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豊月

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特徴

「豊月」の果実は大きく丸い卵型の550g程度で、果皮の色は黄赤褐色をした梨です。豊月は「お月さまのような美しい外観の梨」という事で豊月と名付けられています。ザラザラ、シャリシャリとした独特の食感が楽しく、甘さの中に感じる酸味が心地よいです。しつこさのない甘さなので食べやすく、梨本来の甘酸っぱい味わいが好きな人におすすめの品種です。

旬の時期

茨城県や千葉県など関東地方で10月中下旬に成熟し、「新高」の後に収穫される晩生の赤ナシとされています。

果肉は柔らかくジューシーで、甘味酸味ともにバランスがいい赤梨です。

歴史

「豊月」は1974年に農林省果樹試験において「晩三吉」に「75-23(二十世紀×リ-14)」を交配し、その交雑実生から選抜・育成された晩生の大玉になる赤梨で、1992年に「なし農林16号」として農林水産省育成農作物新品種として農林認定品種となっています。種苗法による品種登録はその同じ1992年に登録出願され1994年に品種登録されています。

産地

千葉県など主な梨産地で栽培されているようですが、政府がまとめた統計データには記載がなく、生産量は限られているようです。

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