果物手帖
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ゼネラル・レクラーク

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特徴

「ゼネラル・レクラーク」の果実は350~550gくらいと大きめで、未熟なうちは皮の色が緑色ですが熟すと黄色くなります。果皮に茶色いサビが出やすく、完熟すると黄褐色になるものが多いです。果肉は緻密で果汁が多く、甘さが強いので酸味はあまり感じません。絹のような柔らかさで口に入れるととろける食感と奥深さを感じ、上品で爽やかな後味が口いっぱいに広がります。ほかでは味わえないバランスの取れた濃厚な味わいが楽しめるので洋梨ファンの方はぜひ一度ご賞味ください。

旬の時期

ゼネラル レクラークの収穫は9月下旬~10月上旬にかけて行われます。収穫は果実がまだ硬いうちに行われ、その後予冷・追熟させて出荷されますが、青森県では20日間ほど15~20℃の温度で追熟させられた後出荷されているようです。市場に出回り始めるのは10月上旬頃からですが、食べ頃の旬は10月下旬頃から12月あたりまでとなります。

果肉は緻密で果汁が多く、なめらかな口当たり。心地よい芳醇を持ち、甘みの中にさわやかな酸味があり、優れた食味です。

歴史

「ゼネラル・レクラーク」は1950年にフランスのパリ郊外で発見された西洋梨です。親は分かっていませんが、「ドワイエンヌ(ドワイエネ)・デュ・コミス」の自然交雑実生ではないかと考えられています。日本には1977年に青森県畑作園芸試験場によって、フランスから直接苗木が取り寄せられ導入されました。

産地

青森県32.6ha(65.33%)
北海道6.5ha(13.03%)
山形県5.9ha(11.82%)
岩手県2.8ha(5.61%)
秋田県1.1ha(2.2%)

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