果物手帖
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ラズベリー

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特徴

「ラズベリー」はバラ科キイチゴ属の一種です。外皮は赤く種の入った小さな実が集まって1~2cmくらいの果実を形成し、表面には細かい産毛があるのが特徴です。落葉低木であり、品種によって果実の色が赤、黄、黒、紫と異なります。1年に1回収穫できる1季なり性品種と、1年に2度収穫できる2季なり性品種の2種類あります。かわいらしい果実をつけることと、2度楽しめることからガーデニング愛好家の方からも人気を集めています。
栽培にあまり手間がかからず受粉樹を必要としないため、栽培経験初心者の方でも比較的容易にラズベリーを育てて収穫することができます。「ラズベリー」という呼び方は英語名で、フランス語では「フランボワーズ」と呼ばれていることから、スイーツなどの表記ではよく「フランボワーズ」と記載されています。

旬の時期

フレッシュのラズベリーはアメリカやニュージーランドなどから通年輸入され、常に出回っています。国産の物は初夏から晩夏にかけての時期に出回ります。

実はとてもやわらかく、甘酸っぱい味わいをしています。

歴史

ラズベリーの最初の栽培の記録は1548年といわれ、16~17世紀頃イギリスで栽培が始まったと記されています。修道士が滋養強壮のために栽培を始めたといわれており、そこから徐々にヨーロッパ全域に広がりました。日本にラズベリーが伝えられたのは19世紀頃だといわれています。ラズベリーが群生するアジアの山「Bramble of Mount Ida」は、野バラやイバラを意味しますが、その山の名にちなんで、「ラズベリー」という名がつけられたと伝えられています。

産地

市場に出ているほとんどがアメリカなどからの輸入物になります。国内では北海道や宮城県、長野県、福岡県の他各地で始まっていますが、全体でもその量はまだ1%程度のようです。

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