果物手帖
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ブルーベリー

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特徴

「ブルーベリー」はツツジ科コケモモ属の小果樹で、その中でも食用となる実を付ける種類の総称です。名前の通り青い実を付けます。ブルーベリーと言っても種類は沢山あり、大きく分けると3つの種類(ハイブッシュブルーベリー、ラビットアイブルーベリー、ローブッシュブルーベリー)に分類されます。ブルーベリーは 自家不結実の果実です。同じ品種の花粉では受粉しないため、ブルーベリーの果樹園には複数の品種を混ぜて植えています。育った果実は一緒に収穫されパックに詰められるため、そのパックには複数の品種が混ざっていることが多いです。国内では通常栽培のものと、無農薬栽培のものがあります。

旬の時期

輸入物は産地を変えながら通年安定して入荷されているので、一年中スーパー等に並びます。国産では主に6月~8月にかけて収穫され出回ります。

酸味が強いものがおおいとされています。

歴史

日本にブルーベリーが導入されたのは高度経済成長期がはじまる1951年です。当時の農林水産省北海道農業試験場が、アメリカからハイブッシュブルーベリーを導入ました。一方温暖な地に対応するラビットアイブルーベリーは、1962年に東京農工業大学農学部にて研究がはじまりました。のちに「日本のブルーベリーの父」といわれる岩垣駛夫(いわがきはやお)先生が同大学に着任し、品種特性、受粉、結実、繁殖に関する基礎研究を行いました。現在も東京農工大学農学部構内には、日本で最も古い大株のブルーベリーが育っています。

産地

  • ●海外の産地
  • 海外からはアメリカ、ニュージーランドを中心に、チリやオーストラリア、カナダなどから、年間通じて輸入されています。
  • ●国内の産地
  • 国産では長野県が最も多く、全国の約2割を生産しています。次いで茨城県や群馬県、東京都、岩手県、青森県、千葉県などから出荷されています。
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