果物手帖
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パールホワイト

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特徴

「パールホワイト」は白いイチゴの中でもひときわ白く、目を引きます。形はやや縦長の卵円形で表皮の色は白地に部分的に薄いピンクが差し、大きさは中程度です。また、そう果が赤く、白地に赤いしずくが模様となって綺麗です。果皮はかためなので輸送性があり、お取り寄せや贈答品としても人気のようです。中まで綺麗な白さのパールホワイトは、一口かじるとほのかな花の香りと上品なみずみずしい甘さが広がります。見た目の珍しさ・美しさや美味しさから、特別な日のサプライズギフトにもおすすめです。

旬の時期

パールホワイトは12月中旬頃から収穫が始まり、4月いっぱい位まで続きます。収穫のピークは2月~3月にかけてとなります。

パールホワイトは、ほどよい甘味があって酸味が少なく、やさしい風味が味わえます。

歴史

パールホワイトは奈良県のイチゴ生産者でもある前田光樹氏が交配育成した白いイチゴ品種で、2013年に登録出願公表され、2015年に品種登録されています。正式な品種名は「イロハ-001」 となっており、「パールホワイト」は流通における商品名として付けられたものです。2017年の時点で「パールホワイト」という名称は、白いちご「白い宝石」を育種、生産販売している佐賀県唐津市の手島靖仁氏によって商標登録されていましたが、その後2020年に奈良県の杉崎保巳氏により出願され、2021年に登録されています。

産地

パールホワイトは誕生した奈良県を中心に現在も栽培されています。希少性を守るため、2018年現在、栽培を認められているのは県内に6農家しかありません。また奈良県以外では佐賀県白石町、静岡県掛川市の鈴木農園、岐阜県山県市のやまがたいちご楽園 雅でも栽培されているようです。JAならけんでの取り扱いも2017年に始まったばかりで市場に出荷される数は限られ、価格が高くなっています。

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