果物手帖
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ロイヤルクイーン

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特徴

「ロイヤルクイーン」の果実はやや縦長の心臓型で、一般的なイチゴより大きく、果形が安定していないように感じられます。表皮は艶のある濃いめの鮮赤色をしており、そう果の窪みは浅くそう果の色は果皮が十分に色付いたものでも黄緑から薄いピンクとなっています。果肉は中心部が薄い赤で、まわりは鮮紅色で、これが「深紅のストロベリー」と言われるこの品種の最大の特徴となっています。中心部の空洞はほとんど見られず、果肉が詰まっています。かじると甘さが凝縮された果汁がたっぷり溢れ、それと同時に豊かな香りが口いっぱいに広がります。

旬の時期

出荷時期は、12月中旬頃から5月上旬頃までとなっており、旬の時期は1月から3月頃までとなります。

甘みたっぷりで酸味も適度にあり、口に入れると豊かな風味が広がります。

歴史

「ロイヤルクイーン」はかつて栃木県農業試験場栃木分場長を勤め、「とよのか」と共に市場を二分するまでに人気があった「女峰」の開発者としても知られる赤木博氏が「アスカウェイブ」に炭そ病抵抗性系統を交配し、選抜育成した品種とされ、正式な品種名は「001-16RQ」となっています。炭そ病に対して抵抗力があるイチゴとして2008年に品種登録の出願、2011年に登録されました。「ロイヤルクイーン」の栽培には、出光興産の微生物農薬「ボトキラー」が使用され、化学農薬の使用量を減らした「安心・安全」なイチゴとして差別化され、価格もそれなりに高く設定されています。「ロイヤルクイーン」は出光興産株式会社と株式会社エバーウイングスの登録商標となっています。

産地

ロイヤルクイーンの栽培地は、栃木県が中心となっています。

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