果物手帖
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章姫

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特徴

「章姫(あきひめ)」果実はやや大きく、細長い円錐形をしていて、果肉は表面に近い部分が薄いピンクで果心部分は白いです。酸味が少ないため、その分糖度以上に甘く感じるいちごです。また、果肉が柔らかめで果汁が多く食味は良いのですが、春先に果実糖度・硬度の低下が顕著という課題も持っています。また、産地でのブランド化が進められ、品種名ではなく産地のオリジナル商標名での流通も多く見られます。

旬の時期

章姫の収穫シーズンは12月頃から5月頃で、最盛期は2月から4月頃です。

果実は少しやわらかめで口当たりがよく、果汁も豊富。酸味が少なく甘味をしっかりと感じられるイチゴです。

歴史

「章姫」は静岡県静岡市の故萩原章弘(はぎわらあきひろ)氏が1985年に「久能早生」に「女峰」を交配し、生まれたものから選抜を繰り返し育成された品種で、1990年に登録出願され、1992年に品種登録されました。出願時の名称は育成者の名前そのままの「章弘」でしたが、「章姫」で登録されています。

産地

静岡や愛知では、これまでの「女峰」代わって、8割~9割がこの品種を栽培しています。2017年頃は滋賀県でも「章姫」を中心に栽培されています。

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