特徴

「クラリス」は網目（ネット）があるネット系メロンです。表皮は白っぽく、上部のヘタ部分が少し緑色をしています。つる割れ病やうどんこ病に対する抵抗性があり肥大性抜群の48日前後で成熟する早生タイプとされています。果形は球形で果重1.5～2.0Kg、果肉は黄緑色で肉厚、肉質は収穫直後から硬すぎずメルティング質ですが、「食べ頃」が長く店持ちに優れるとされています。果梗部の周りはネットができにくいようです。

旬の時期

「クラリス」はハウス栽培することで早いものだと４月頃から収穫が始められるようです。大型トンネル栽培の場合は6月中旬頃から8月上旬頃まで、ハウス抑制栽培だと10月から11月下旬頃までとなっています。食べごろの旬はやはり6月中旬頃から8月上旬頃までとなります。

味

食感は適度な歯触りはあるものの舌触りはなめらかで果汁も多く感じられ、メロンの香りと共に甘味が口いっぱいに広がります。

歴史

「クラリス」はナント種苗が種を販売しているネット系緑肉メロンのF1品種です。

産地

主な産地は茨城県関西です。