果物手帖
果物手帖

筑波

筑波
果物手帖

シェアしよう!

果物手帖

シェアしよう!

果物手帖

特徴

「筑波」はツヤツヤした濃い茶色で、28g前後で栗らしい形をしています。果頂部がやや尖り、先の周囲が粉を吹いたように白くなっているものが多く、殻を割ると中身は淡い黄色で栗の香りが強くします。一度に多くの量を生産することができ、また悪天候や病気にも強いことから、日本で最も多く栽培されるメジャーな品種となっています。しっかりとした甘さと栗らしい香り、バランスの取れた味わいは栗好きのファンがたくさんいるのだとか。

旬の時期

収穫時期は産地によって異なりますが、9月中旬頃から10月中旬頃まで収穫され、旬の時期は9月下旬頃とされています。

口の中でホロホロと崩れ、同時にほどよい甘味が口いっぱいに広がります。

歴史

筑波は1949年に岸根(がんね)と芳養玉(はやたま)を交雑させてできた実生から選抜育成された品種で、1959(昭和34)年に「くり農林3号」として農林認定されています。多収性と安定した品質の良さから現在では国内で最も広く栽培されている品種となっています。

産地

熊本県:938.5ha(24%)
茨城県:873.2ha(23%)
愛媛県:670.7ha(17%)
宮崎県:229.4ha(6%)
埼玉県:212.5ha(5%)

果物手帖

シェアしよう!

果物手帖