果物手帖
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ルナピエナ

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特徴

「ルナピエナ」は、高知県の特産品にもなっているスイカです。高知県夜須町で栽培されており、ハウス栽培に特化しています。ブランド名称のルナはイタリア語の”Luna”=「月」、ピエナは”Piena”=「満ちる 満月」にちなんで名づけられたそうです。ルナピエナは小玉(夜空)と大玉(金時)から選べることも特徴で、小玉はだいたい3kg前後、大玉は6kg~8kgが目安となります。ハウスで栽培され、冬に食べられる珍しいスイカとして注目を集めています。高知県夜須町で栽培されているスイカには、「ルナピエナ」と「アンテナスイカ」という二つのブランドスイカがあります。いずれも全国的にも珍しい、空中立体栽培で栽培され、スイカの葉や実にまんべんなく太陽の光が当たるように手間暇かけて育てられています。また高級マスクメロンと同じように一株につける実を1個だけにすることで濃厚な美味しさに仕上げ、その証としてT字型の蔓を付けたまま出荷されています。

旬の時期

ルナピエナは中玉が年間2作(10月中旬〜4月中旬)、出荷(11月~3月)となっており真冬に食べれるスイカとなっており、大玉が年間1作(4月下旬~7月中旬)の計3作、出荷(5月下旬~)のいわゆる夏スイカとなり、年間栽培されているスイカとなります。

糖度12度以上でジューシーな果肉に歯触りの良いシャリ感、また濃厚なスイカの香りが広がります。

歴史

夜須スイカのハウス栽培を続けて40年経ち、2005年2月に夜須スイカの特徴をふまえて「ルナピエナ」という名づけられ、高知県夜須町の西瓜部会が生産しJA高知県夜須出荷場を通して出荷されはじめました。ルナピエナは、アルファベットにすると「Luna Piena」となります。Lunaは月を指し、Pienaは満ちるという意味です。つまり、Luna Pienaで満月を意味します。夜須町の澄んだ夜空で大きくなっていく月の姿と、太陽の光をいっぱい受けて大きくなっていくスイカの姿を重ねてつけられたそうです。

産地

JA高知県のホームページによると、現在5軒の農家が生産し、全員がエコファーマー認証(農林水産省認定)を取得しているとのことでした。

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