果物手帖
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でんすけスイカ

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特徴

「でんすけスイカ」は、北海道上川郡当麻町で生産されている、北海道を代表するスイカです。「でんすけすいか」という名前は北海道当麻町のブランドすいかの商標名で、品種は「タヒチ」です。毎年、でんすけスイカは「夕張メロン」や「らいでん西瓜」などと共に、多くのメディアで取り上げられ、北海道民に初夏の風物詩として認知されています。果皮は暗緑色~黒色で縞模様がありません。重さは大玉サイズで約6~8㎏、果肉は赤肉で糖度が高いため、贈答品としても人気があり全国各地に出荷されているスイカです。
肥大性が強い品種のため、空洞発生の弱点も併せ持ち、高い栽培管理技術が必要とされるため、生産農家で組織する当麻町そ菜研究会でんすけ部会が、土壌づくりや温度・水分管理、病害虫防除などをマニュアル化し、厳しい栽培基準で生産されています。また、3月下旬から6月中旬までの間には月2回ほど生産者同士の学習会を開催し、生産者一丸となった技術の探求努力を惜しみなく続けています。

旬の時期

7月上旬から8月中旬頃とされています。

でんすけは出荷前に品質チェックが行われていて、糖度は11度以上のものしか出荷されません。また空洞の比率や形、色などにより「秀・優・良」とランク分けされています。
果肉は締まっていて日持ちがよく、甘味がありシャリシャリとした食感が特徴です。

歴史

「でんすけ」という名称は、当時の喜劇俳優であった大宮敏充が演じたキャラクター「大宮デン助」と、水田の転作が始まる時代でもあったことから、「田を助ける(田助)」の二つの由来があるそうです。近年では札幌市中央卸売市場に出荷されたスイカは、毎年初競りで高額で取引されます。2007年(平成19年)に丸果旭川青果卸売市場で取引されたスイカが過去最高額で、1玉65万円と驚きの価格でした。

産地

「でんすけスイカ」は、北海道上川郡当麻町で生産されています。

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