果物手帖
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すずあかね

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特徴

「すずあかね」の果実はやや大きめで、ふっくらとした球円錐形で全体に少し濃い赤色に色付きます。果肉は白く、中心部はほんのり赤みがあり、空洞は少ないです。一般的なイチゴが作れない夏秋どりの品種として主に製菓店など業務用として栽培出荷されています。味的にも美味しい品種なので、生食用としてもわずかに出荷されています。苺らしい甘酸っぱい香りと豊かな甘さは夏いちごでは珍しく、ケーキなどのトッピングにピッタリの絶妙な大きさも人気の理由の一つです。

旬の時期

産地にもよりますが、6月上旬あたりから早やどりのイチゴが出始める11月初旬辺りまで収穫出荷されています。

香りがさわやかで酸味がはっきりしていて、同時に甘みも十分にあります。

歴史

すずあかねはホクサン(株)が開発した四季成りイチゴの一種で、同じくホクサン(株)が開発し、それまで夏イチゴ栽培されてきた「HS138」と「HKW02」を交配し2007年に登録出願され、2008年にデビューしました。2010年には品種登録されています。

産地

すずあかねは北海道をはじめ、岐阜県や長野県、東北地方など各地で栽培されています。ただ、それらのほとんどが製菓店などに向けた業務用として出荷されるので、一般のスーパーなどで見かけることはあまりありません。

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