果物手帖
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ゴールデンパイン/デルモンテゴールド

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特徴

「ゴールデンパイン」は、トマトジュースやケチャップなどでおなじみのデルモンテ社が独自に改良した品種のパイナップルで「スムース・カイエン」種に属する糖度の高く甘味の強いパイナップルです。果肉は濃い黄金色で、熟度が高いのが特徴です。甘みが強く、香りも豊かなので、パイナップルジュースに使われることが多いです。ゴールデンパインは時間をかけて育てられ、完熟の状態で出荷されているので、濃厚な甘さを味わえます。サイズは1~1.5kgくらいで他の品種より一回り大きくなります。頭の葉が上の方に伸びているのが特徴的です。「ゴールデンパイン」「黄金[クガニ]パイン」「ティダパイン」などとも呼ばれますが、正式名は「デルモンテ ゴールド パイナップル」です。石垣島では「黄金パイン」の愛称で出荷されているのが多いようです。

旬の時期

ゴールデンパインに旬の時期はなく一年中食べられており、国産の旬の時期は4月下旬から8月上旬とされています。比較的多く出回るのは5月ごろです。一方、フィリピンなどでは旬の時期がなく一年中を通して食べられています。

普通のパインと比べて酸味が少ない代わりに糖度が高くなって甘味が強く、香りが豊かなことが特徴の品種です。

歴史

「MD2」という品種をデルモンテ社が独自で改良しました。

産地

生産地はフィリピンやハワイが中心です。国産のものは沖縄産が多いです。

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