果物手帖
果物手帖

ピーチパイン/ソフトタッチ

ピーチパイン/ソフトタッチ
果物手帖

シェアしよう!

果物手帖

シェアしよう!

果物手帖

特徴

「ピーチパイン」は正式には「ソフトタッチ」という品種のパイナップルですが、桃のような香りがすることからピーチパインと呼ばれるようになりました。また、食べるとクリーミーな味から「ミルクパイン」とも呼ばれています。比較的小ぶりのパイナップルで、1個400~800g程の大きさです。表皮の色は収穫時にはまだ黄色っぽいのですが、熟すと赤みを帯びはじめ、全体に赤くなったら食べ頃となります。香りがとても強く、確かに桃のような香りも含まれている気がしますが、甘い蜜のような香りが強いです。沖縄でも希少なパイナップルとして市場に出回ります。スーパーで売られることはほとんどなく、ネット販売やふるさと納税などで入手することができます。

旬の時期

ピーチパインの収穫時期は非常に短く、2ヶ月足らずの期間しかありません。石垣島で4月中旬~6月中旬頃、沖縄本島で6月中旬~7月末頃となっています。甘く良い状態のものが沢山出回る旬の時期は5月から7月下旬辺りまでとなります。

一見すると未熟に見えるが、食べてみると柔らかくてジューシーさを楽しむことができます。また、芯まで柔らかいため、全部残さず楽しむことができます。一般的なパイナップルの糖度は15~6%ほどですが、ピーチパインの糖度は17~8%ほどあるので、桃の糖度より高くなります。

歴史

ピーチパインは、沖縄で生まれ1999年に品種登録されました。桃のような香りがすることから一般的にはピーチパインと呼ばれるようになり、流通上でもその名前で扱われています。また、果肉は白く、食べた味もクリーミーな印象を受けることから「ミルクパイン」とも呼ばれています。

産地

日本では主に石垣島(沖縄県)で栽培されています。

果物手帖

シェアしよう!

果物手帖

関連記事