果物手帖
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スナックパイン/ボゴール

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特徴

「スナックパイン」は、別名「ボゴールパイン」とも呼ばれとても希少価値の高い品種です。1つの重さは700g~1kg程度。一般的なパイナップルと比較してみるとひとまわりほど小さく、葉にはトゲ(鋸葉)があります。果肉がとても柔らかく、皮目の節のような部分から手で簡単に果肉がはがれるように取れる特徴があります。名前の通り、スナック感覚で一口ずつ千切って食べられるので包丁とまな板を用意する必要はありません。一般のパイナップルは芯の部分が固くて食べられませんが、スナックパインは芯の部分も柔らかく甘味もあるので食べられます。果実の表面は全体に黄金色で、葉の部分はのこぎりのように周囲に細かいギザギザしたとげが付いています。

旬の時期

スナックパインの収穫時期は石垣島で4月中旬~6月上旬頃、沖縄本島で6月中旬~7月下旬頃となっています。甘く良い状態のものが沢山出回る旬の時期は5月から7月中旬辺りまでとなります。

通常のパイナップルに比べ酸味が少なく、糖度が高いのも特徴で、とても甘く感じられます。

歴史

スナックパインと呼ばれているのは台湾が原産のボゴールパインという品種です。スナックパインと呼ばれるようになったのは、手でちぎってスナック菓子のように食べられることから名付けられたようです。

産地

スナックパインは主に石垣島や沖縄本島などで栽培出荷されています。

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