果物手帖
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ユウカメロン

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特徴

「ユウカメロン」は表皮に網目(ネット)があるネットメロンです。一般的なメロンの外皮は緑色ですが、ユウカメロンは熟すと外皮の色が黄色くなります。ものによっては、外皮に縦縞が入るものもあり、ネットが灰緑色ではなく白っぽい色をしています。果肉の色は緑色、香りがとても良いことから優香(ゆうか)と名付けられました。
栽培が難しく、量産に向いていないこと、熟すと表皮の色が黄色くなり一般受けしなかったことから、市場にはあまり出回っていませんでした。しかし、その味の良さが見直されたことと、珍しさも相まって産地によってはブランド化されるようになりました。青森県の「アムさんメロン」は本種をハウス栽培し一定の基準を満たしたものにつけられているブランド商標です。

旬の時期

7月中旬~8月中旬が旬の時期となっています。

平均糖度が16度前後ととても高く、メロンの甘みをしっかりと楽しめ、果汁もたっぷりでジューシーな薄緑色の果肉の鮮やかさも美しさが醸し出されています。赤肉メロンと比べるとすっきりした甘さです。

歴史

ユウカメロンは財団法人日本園芸生産研究所が1990年に発表した緑肉ネット系メロンです。オランダ系メロンを父に持ち、父の故郷であるオランダアムステルダムから「アムス」と名付けられた「アムスメロン」、そして手頃な価格で多くの方から親しまれているポピュラーなメロン「デリシイ」を親に持ちます。ユウカメロンは芳醇で優しい香りが感じらることから「優香(ユウカ)」と名付けられています。

産地

青森県で主に栽培が行われていて、青森県以外では茨城県や滋賀県と全国各地で栽培されています。

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