果物手帖
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ホームランメロン

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特徴

「ホームランメロン」は比較的小玉サイズの網目(ネット)がないノーネット系のメロンです。1玉あたり1kg~1.4kg程度の小玉サイズになります。ハネデューメロンより小さく、片手の手のひらにすっぽりと入る大きさです。表面は比較的つるっとしており、乳白色からクリーム色をしています。縦縞模様はありませんが、見た目は白いスイカのようです。果肉も外皮と同じクリーム色で香りはあまり強くなく、熟す前の果肉はシャキシャキとした食感が楽しめます。熟すと蜂蜜のような色合いになり、とても柔らかく口の中でトロリと溶けるようになります。

旬の時期

ホームランメロンの旬は4月頃から7月頃まで。5月頃が出荷の最盛期です。

糖度が15度前後とされていますが、酸味が弱く、口の中ではとても甘く感じられます。

歴史

ホームランメロンは果皮は白色で果肉は硬いが日持ちがする「白肉ハネデュー」と、ベト病・ウドンコ病に強く、果肉が厚くて軟かい「緑肉ハネデュー」の交配により熊本で生まれたとされる白肉のノーネット系メロンです。品種の登録は1978年に小林種苗によって出願され、「ホームランスター」という名称で1981年に登録され、1996年に期間満了で育成権は消滅しています。現在でも小林種苗から「ホームランスター」として種が販売されていますが、果実の流通は「ホームランメロン」という品名で扱われています。

産地

ホームランメロンは熊本県で生まれてと言うこともあり、現在でも主要産地は熊本県となっています。とはいうものの、栽培は全国各地で行われ、長崎県や愛知県、三重県など各地から出荷もされています。

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