果物手帖
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アムスメロン

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特徴

「アムス」メロンはネット系青肉メロンです。ほかのネットメロンと比べて果皮の緑色が少し濃く、網目模様がやや粗い特徴があります。そして、濃い緑色の縦ライン(条溝)がスイカの縦縞のように入っている珍しいメロンです。縦縞模様が入るメロンは他に類を見ず、ほかのメロンとの区別がすぐにつきます。果肉は薄い緑色をしているため、見た目では硬そうなイメージがしますが、柔らかく果汁も多いです。また、皮が薄く皮のギリギリまで美味しく食べられます。香りもいかにもメロンという芳醇な甘い香りが漂い、味と価格のバランスもよく人気がある品種となっています。栽培環境によって網目のばらつきがかなり見られます。傾向としては、細かい網目が全体に綺麗に現れているものの方が香りや甘味が強く美味しいとされています。またアムスメロンは人気が高い品種で、各地で盛んに生産されブランド化されています。

旬の時期

アムスメロンの旬は5月頃から7月頃まで。6月頃が出荷の最盛期です。

熟したアムスメロンは甘味があって香りがよく果汁も豊富です。皮の近くまで果肉がやわらかくなるため可食部が多いのも特徴です。

歴史

アムスメロンはアールスフェボリットとロッキーフォードから生まれた品種を母とし、それにオランダ系のオーゲンという品種を父として生まれました。 財団法人日本園芸生産研究所によって交配育成され、1974年に発表されました。名前のアムスは父方の生まれ故郷オランダの首都アムステルダムにちなんでつけられたそうです。

産地

千葉県:約181t(約81%)
長崎県:約21.1t(約9%)
茨城県:約19.7t(約9%)

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