果物手帖
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マスクメロン/アールスフェボリット

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特徴

アールス系メロンを総称してアールスメロン、別名「マスクメロン」「アールスフェボリット」と呼ばれています。品種名の由来は、「アールス」=伯爵の、「フェボリット」=フェイバリット=お気に入り、つまり伯爵のお気に入りという意味を込めて名付けられています。マスクメロンは皮に細かくて深さのある網目模様が入り、味や見た目に優れています。長年にわたり高級メロンとしての地位を維持しています。また静岡県の特産である「クラウンメロン」は、独自に改良したアールスメロンをガラス温室で栽培したもので、高品質なものだけを出荷しています。重さは1.5kg程度で糖度が11度~14度ほどです。果肉は黄緑色で外皮にネットがあります。

旬の時期

メロンの旬の時期は4月から8月頃ですが、アールスメロン(マスクメロン)は年間を通して出荷されています。

完熟したアールスメロンは上品な甘味と芳香があり、みずみずしくなめらかな口当たりです。

歴史

マスクメロンのマスクはMuskの語源はギリシャ語のMoskhos(麝香、じゃこう)からきています。香りが麝香(じゃこう)の香り(麝香鹿という鹿のオスから分泌される魅惑的な香り)のように素晴らしい、というところから名付けられました。大正時代にイギリスから導入された「アールスフェボリット」という品種がマスクメロンの代表品種で、その後、改良を重ねて多くのアールス系メロンが作られました。それらアールス系メロンを総称してアールスメロン(マスクメロン)といわれています。イギリス生れの品種ですが、今では日本でしか作られていないそうです。

旬の時期

静岡、千葉、高知、山形、茨城です。その中でももっとも歴史があり、有名な産地が静岡県です。市場に出回る高品質のマスクメロンは静岡県産のものが有名です。

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