果物手帖
果物手帖

ビオレソリエス

ビオレソリエス
果物手帖

シェアしよう!

果物手帖

シェアしよう!

果物手帖

特徴

「ビオレソリエス」の大きさは50~80g程と一般的な無花果より少し小ぶりで、扁平な形をしており、口は熟しても裂けにくいタイプで、小さく締まっています。表皮は黒イチジクと呼ばれるように果皮は全体に黒紫色で、果粉に覆われています。果肉の白い部分は薄めの色、赤い部分が多く占めています。一口食べてまず驚くのが甘さ、そして強い香りです。まるでジャムを食べているかのように甘く、フルーティーな香りが鼻に抜けていきます。果肉はジューシーで、粒々が舌に絡んでねっとりとした濃厚な味わいが楽しめます。

旬の時期

収穫時期は9月中旬頃から10月いっぱいくらいまでとなります。旬の時期は9月下旬頃から10月中旬あたりとなります。

このビオレソリエスは外観の色だけでなく、果肉の糖度の高さやネットリとした食感にも特徴があります。

歴史

ビオレソリエスは古くからフランスで有名な品種で、正しいフランスでの発音はヴィオレット・ドゥ・ソリエとなります。その他、ブルジャネット・ノワール(Bourjassotte noire) 又はパリジェンヌ(Parisienne)とも呼ばれ、イタリアではブロジット・ネツロ(Brogiotto Nero)と呼ばれているようです。国内ではまだ極限られた生産者しか栽培しておらず、ほんの僅かな量しか市場には出回らないため、「幻の黒いちじく」などとも呼ばれています。

産地

もともとフランスで作られてきた品種で、現地ではよく知られていますが、国内ではまだ極僅かな生産者しかいません。現在市場に出回っているのは主に佐賀県産となっています。

果物手帖

シェアしよう!

果物手帖

関連記事