果物手帖
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紅りょうぜん

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特徴

「紅りょうぜん」の果実は100~150gほどの大玉品種で、形は円形から扁円形。実の大きさの割にタネは小さめです。果皮は鮮やかな紅色をしていて、完熟果は濃い暗赤色に着色します。果肉は淡い黄色で、こちらも熟すと外側から紅色に染まっていき、美しいグラデーションになります。渋みやえぐみがないので食べやすく、甘味と酸味のバランスに優れた品種です。冷蔵庫で冷やしてから食べるのがおすすめの食べ方です。

旬の時期

紅りょうぜんの収穫は山形県や福島県では7月中旬辺りから始まります。食べ頃の旬は7月中旬から下旬辺りにかけてとなります。

糖度は13~14度ほどと甘く、ほどよい酸味と調和して濃厚な味わい。果肉は緻密でやわらかくジューシーです。

歴史

紅りょうぜんは福島県伊達市の菅野幸男氏が育成した品種です。「マンモス・カージナル」と「大石早生」を交配させたすももで、1987年に天香園によって品種登録されました。

産地

山形県:5.5ha(23.91%)
長野県:5.1ha(22.17%)
福島県:4.2ha(18.26%)
和歌山県:3ha(13.04%)
山梨県:2.1ha(9.13%)