特徴

「紅香（べにか）のしずく」の果実は果重130gほどで果形は豊円形で、果皮色は全体的に濃紅色で果粉の付き方は中くらいです。果肉は果皮と同じような濃紅色で、肉質はやや硬めで滑らかです。また日持ち性がとても良く、店頭で1カ月近くも鮮度保持が可能とされています。果肉はねっとり濃厚な味わいですが、皮〜皮付近に酸味を持っているので皮ごと食べるとよりバランスの取れた味わいが堪能できます。

旬の時期

「紅香のしずく」の収穫時期は山形県で8月下旬となっており、手に入れることができるのは8月下旬頃から9月上旬にかけてとなります。

味

糖度は16度にまでなるとされ、ジューシーで食味食感ともに良好なスモモとなっています。

歴史

「紅香のしずく」は苗木の生産販売会社、株式会社イシドウの紹介では、「青森県南部町の堀内氏の混植園より発見された品種」となっています。種苗法に基づく品種登録はされていません。

産地

「紅香のしずく」は全国的生産者が少なく、令和元年産特産果樹生産動態等調査には記録がありませんでしたが、主な産地はこのスモモが発見された青森県とされています。