果物手帖
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クインシーメロン

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特徴

「クインシーメロン」はカロテンを非常に多く含む赤肉のネット系メロンです。メロンには外皮にネット状の模様があるものと、模様がないものを区別するために網目模様があるメロンをネット系と呼びます。
果肉は厚く緻密で、果肉の色はオレンジ色です。青肉に比べると果肉がとろりとなめらかで、舌に残る濃厚な甘さが特徴です。赤肉系のメロンには、βカロテンが含まれており抗酸化作用に優れているとされています。日持ちもよいほうで食味も安定していることから、長年にわたり赤肉メロンの代表品種として定着しています。クインシーシリーズには「夏のクインシー」や「春のクインシー」など季節ごとのバリエーションもあります。名前の由来は、「クイーン=女王」、カロテンが豊富に含まれているので健康に良いことから「ヘルシー」を組み合わせ「クインシーメロン」と名付けられたそうです。

旬の時期

クインシーメロンは4月頃から出回り始め、8月頃まで出荷が続きます。出荷のピークは5月頃です。

糖度が15~17度ほどと高く、果汁を多く含んでいて口当たりがよいメロンです。

歴史

クインシーメロンは1989年に横浜植木株式会社がヨーロッパ系赤肉メロン「ボレロ」とアールス夏系7号」を交配して生まれたものに「スーパタチブ゙」を交雑して優秀な赤肉を育成し、さらに「新宝玉の固定系×ふかみどりの固定系」との交配後を経て育成された品種とされています。名前の由来は,赤肉ということで女王を表す「 Queen(クイーン ) 」と,カロテンが豊富なことから健康を表す「 Healthy(ヘルシー ) 」とを組み合わせて作られた造語だそうです。

産地

茨城県:約1,237t(約55%)
熊本県:約744t(約33%)
山形県:約212t(約9%)

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