果物手帖
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丹沢早生

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特徴

「丹沢早生」は淡褐色で23g前後、早生種としてはやや大粒で、表面の艶が鈍く光っています。裂果が多いのも特徴とされています。実の肉質は粉質で粘りがなく加熱するとホクホクになります。まったりというよりもあっさりとした味わいが特徴で、渋みがなく淡白な甘さを持っているので甘露煮や栗ご飯向きの品種と言えます。

旬の時期

丹沢栗は早生種のクリで、収穫の時期は8月中旬から10月初旬頃まです。旬の時期は8月下旬から9月下旬となります。

甘味と香りは優しく、利平などに比べると弱いとされています。

歴史

丹沢早生は1949年に乙宗に大正早生を交配し出来た実生から選抜育成された品種で、1959年に「くり農林1号」として農林認定されています。丹沢はシーズン中最も早く収穫時期を迎え市場に出回る早生栗の代表品種です。栗全体で見ると筑波に次いで多く作られている品種で、全体の17%を占めています。

産地

熊本県:600.9ha(28%)
茨城県:373.4ha(17%)
宮崎県:167.7ha(8%)
長野県:116.5ha(5%)
大分県:102.0ha(5%)

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