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果物手帖
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ファンタジア

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特徴

「ファンタジア」は250~300g程の大きさで、果皮色は濃い黄色の地に赤く色付き、栽培環境などによってはほぼ全体に赤くなっていることもある。果肉はち密でやや硬めだが果汁は多く、日持ち性が良いのが特徴です。食べるタイミングで酸味の加減が変わってくるので、しっかりとした酸味を好む人は硬いうちに。酸味が苦手な人は柔らかくなってきた頃に食べると上品な甘さを楽しめます。皮が剥きやすく、ジューシーなので、一口食べると香りの良い果汁が溢れ出てきます。

旬の時期

旬の時期は8月中旬頃から9月上旬頃までとなります。

甘みと酸味のバランスも良いネクタリンです。

歴史

ファンタジアはアメリカ、カリフォルニアにおいて米国農務省(USDA)が「コールドキング」と「レッドキング」を交配育成し、1969年に発表されたネクタリンです。発表された翌年には日本にも導入され、今日では国内の主要品種となっています。

産地

ファンタジアの主な産地は福島県で全国の6割ほどを占めています。次いで長野県、青森県となっています。