果物手帖
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ソルダム

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特徴

「ソルダム」の果実は短楕円形で、大きさは80~150gほどです。果皮は黄緑色に赤が斑状にまじった独特の色合いをしていて、完熟すると濃紅色や飴色のような赤色になります。また、果肉の色が真っ赤なのも大きな特徴。ソルダムは果皮が緑色の状態で店頭に並ぶことも多く、その状態で果実をカットすると、緑と赤の美しいコントラストが楽しめます。皮が緑色なので酸っぱそうなイメージを持ちますが、真っ赤な果肉はとても甘くてジューシです。皮の部分はやや酸味を感じるので、皮ごと食べると甘味と酸味の調和を楽しめます。

旬の時期

市場に多く出回る旬の時期は露地物で見ると7月上旬ごろから8月中旬頃となります。

果肉は緻密でジューシーで、完熟すると糖度が高いです。また酸味も適度にあって食味良好です。

歴史

「ソルダム」は100年以上前から栽培されている歴史の古い日本すももで、「大石早生」に次ぐ生産量があります。詳しい来歴はわかっていませんが、明治時代後期から大正時代初期頃にアメリカから導入され、食味がよく栽培しやすいことから長年にわたって作られています。「ソルダム」を交配親として「サマーエンジェル」「サマービュート」「サンルージュ」「ハニーハート」など沢山の品種が生まれています。また、「ソルダム」の枝変わりから選抜育成された晩成種の「レイトソルダム」や「秋ソルダム」などもあります。

産地

山梨県:169ha(44.17%)
和歌山県:32.2ha(8.41%)
山形県:30.9ha(8.07%)
埼玉県:27.2ha(7.1%)
福島県:17.8ha(4.65%)

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