特徴

「菅野中生（かんのなかて）」の果実の大きさは80gほどで、果形は円形をしています。果皮の地色は黄色で、有袋栽培では全体が濃い紅紫色に色付きます。果肉は部分的に赤みがさした淡黄色をしており、ややかためな果肉をしています。

旬の時期

菅野中生は7月下旬頃に成熟する中生種とされ、栽培環境にもよりますが、7月下旬から8月上旬にかけて収穫が始まります。旬の時期は8月となります。

味

糖度は13度ほどで甘味酸味のバランスがとれた美味しいスモモです。

歴史

菅野中生は福島県で「マンモスカージナル」に「初光」を交配して得られた実生から選抜・育成された品種で、1995年に品種登録された比較的新しい品種です。出願時の名称は「幸峰」だったようですが、その後育成者菅野幸男氏の名前をとって菅野中生とされました。

産地

主産地の長野県とされています。