特徴
「ハニーローザ」の果実は円形でサイズは40~50gとやや小さく、かわいらしい外観をしています。果皮は熟すと淡い紅色に染まりますが、黄色と赤色のグラデーションになっている果実もよく見られます。果肉は淡い黄色をしています。ねっとりと濃厚な甘さとすっきりとした酸味のバランスがよく、そのまま食べる以外にもサラダやお肉のソースとして活用できます。旬の時期が極端に少ないことから「幻のすもも」とも呼ばれており、ギフトにもおすすめの品種です。
旬の時期
ハニーローザの旬の時期は6月上旬から7月上旬頃で、熊本県産のものは6月中旬頃がシーズンです。
味
果汁を豊富に含んでいてなめらかな口当たり。酸味が弱くて糖度が高いので、しっかりと甘さを感じられます。
歴史
「ハニーローザ」は、「ホワイトプラム」の自然交雑実生を選抜した品種です。農研機構(農業・食品産業技術総合研究機構)で育成され、1996年に品種登録されました。
産地
熊本県:6.2ha(86.11%)
青森県:1ha(13.89%)